巻き爪周りの皮膚トラブル

扶桑町のT様、小牧市のH様、大口町のN様

先日は巻き爪補正にご来店いただきありがとうございます!

こんにちは!巻き爪専課スタッフの森がブログを更新させていただきます

梅雨も終わり本格的な夏の暑さになってきました

夏のこの季節、気温が高くなってくると基礎代謝が活発になり爪の成長が早くなります

いつもより伸びるスピードが早い分、普段巻き爪が気にならなかった人も

痛みが出始めて戸惑ってしまうかもしれません

今まで爪の痛みなんて気にしたことが無い方が痛みに耐えかねやってしまいがちなこと・・・

痛くなっている部分の爪を深く切ったり間違った切り方をしてしまうこと!

かえって痛みが強くなったり出血を引き起こすなど症状が悪化していまいがちです

巻き爪の痛みを早く取りたい!治したい!というお気持ちは痛いほどよくわかりますが

巻き爪を矯正するには皮膚の状態が正常でなければ対応できない場合があります「

化膿や白癬菌、出血がある状態で無理に補正装具を取り付ければ痛み自体は一時的には改善されるかもしれません・・・

ただ、無理やり取り付けている為、皮膚の状態が悪化してしまうケースが圧倒的に多いです

爪に細菌や膿、血などの水分が多く含まれていると補正器具も通常より外れやすくなるため外れる度にご予約の調整が必要になってきます

したがって以下の症状がある場合

化膿

化膿した状態で無理に補正をした場合目視できない所で細菌の感染が広がってしまい腫れが治まらず痛みが強くなってしまうリスクがあります

また化膿した状態が長く続き指の切り傷から細菌が侵入しさらに悪化してしまうと

化膿性肉芽種という皮膚の病気になってしまいます

まずは炎症が広がらない為皮膚科を受診していただき抗生物質を服用して

患部の炎症が治まってから巻き爪補正に進むことができます

爪白癬

白癬菌と呼ばれる皮膚感染症の菌が爪と爪の下の皮膚に侵入してしまった状態です

いわゆる爪水虫ともいわれており10人に1人が感染したことがある身近な疾患です

軽度の場合は爪の色が白っぽくなるだけで自覚症状は特にありませんが

感染が広がるにつれ白から黄色、黄色から黒へと変色していき爪も盛り上がっていきます

見た目は硬いように見えますが脆く崩れやすくなっています

崩れた爪の破片は白癬菌に感染しているため処分には注意が必要です

白癬菌もまずは皮膚科で受診していただき爪の検査の流れになるかと思います

白癬菌が無ければ巻き爪補正に進めますがある場合は治療が必要になってきます

診察自体は爪に白癬菌があるかどうかを顕微鏡で観察するため痛みはありません

内服薬か塗り薬の治療になるようで期間は6か月~1年かかると言われています

出血

通常、乾いた状態の爪に補正器具を取り付けるのですが出血や化膿などによる

水分が含まれている状態の爪では補正器具が簡単に外れてしまいます

また出血が一時的に止まっている状態だとしても出血したところの傷口から

細菌が入ることで細菌感染や化膿してしまうこともあります

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巻き爪の痛みレベルは人それぞれですが日常生活に支障がでる痛みだと色々とストレスもたまっていってしまいます

爪の痛み、巻き具合が気になりましたら是非一度ご相談ください!