巻き爪になる原因とは?乾燥・靴・姿勢・歩き方から考える4つのポイント
久しぶりのブログ投稿となります。
ブログを書くのは何か月ぶりでしょう、、、、、
最近、作業靴を履いて働く若い世代のお客様が増えています。
やはり長時間の作業靴は、足や爪に大きなストレスが加わることもあるようです。
特に気になるのが、足の親指の形です。
外反母趾とは少し違い、親指の先に近い関節から変形しているように見える方もいらっしゃいます。
瀬戸店、犬山店ともに周辺には工場が多く、作業靴を履いて働く方も少なくありません。
まだ若い男性の巻き爪を見ると、なんとも気が落ち込んでしまいます。
年齢を重ねてから巻き爪に悩まれる方とは、また違った事情があるように感じています。
若いうちから爪の痛みや違和感を抱えながら仕事を続けるのは、決して楽なことではありません。
さて、話を変えて、今更ではありますが、巻き爪の原因について何点かお伝えしたいと思います。
① 爪の乾燥
一般的に意外と知られていないのが、爪の乾燥ではないでしょうか。
爪も皮膚と同じように、水分を含んでいます。
水分が少なくなると爪の柔軟性が低下し、硬くなったり、割れやすくなったりすることがあります。
乾燥によって爪の形状が変化する場合もありますが、乾燥だけで巻き爪になるとは限りません。
特に冬場は空気が乾燥しやすく、足の爪も乾燥しがちです。
手の保湿は気にしていても、足の爪まで気を配っている方は少ないように感じます。
日頃から爪の状態を観察し、必要に応じて保湿することも大切です。
② 小さい靴だけでなく、大きな靴にも注意
小さい靴が足や爪によくないことは、多くの方がご存じだと思います。
靴の中で足の指が圧迫され、爪に繰り返し負担がかかるためです。
では、大きな靴はなぜいけないのでしょうか?
例えば、クロックスや大きなスリッパを履いて、少し早足で歩く場面を想像してください。
履き物が脱げないように、無意識のうちに足の指を曲げていませんか?
このような状態が長く続くと、足の指や爪の周囲に余計な負担がかかる場合があります。
また、大きすぎる靴は靴の中で足が前後に動きやすく、爪先が靴に繰り返し当たることもあります。
つまり、小さすぎても大きすぎてもよくありません。
大切なのは、足の長さだけでなく、幅や甲の高さも含めて、自分の足に合った靴を選ぶことです。
③ 姿勢と足の使い方
私は長年、ボディケアやマッサージ、整体など、身体に携わる仕事をしてきました。
その経験から、足の状態を見るときには姿勢や身体の使い方にも目を向けています。
例えば、前傾姿勢が強い方やO脚傾向のある方では、立ち方や歩き方によって足裏にかかる荷重が偏ることがあります。
ただし、前傾姿勢になると必ずO脚になるわけではありません。
また、O脚だから巻き爪になると断定することもできません。
それでも、足のどの部分に体重がかかっているのか、親指をどのように使って歩いているのかは、確認しておきたいところです。
巻き爪だけを見るのではなく、その方の身体全体を見ることも大切だと私は考えています。
④ 踵寄りの重心と歩き方
普段、立っているときの体重は足のどこにかかっていますか?
踵寄りでしょうか。それとも足の前方でしょうか。
体重が極端に踵寄りになっている方では、歩行時に足の親指を十分に使えていない場合があります。
爪はもともと湾曲した構造をしています。
歩くときに足の指へ適度な荷重がかかることは、爪の形状を考えるうえでも重要な要素の一つです。
ただし、正しい歩き方をすれば絶対に巻き爪にならない、というわけではありません。
爪の形には遺伝的な特徴や加齢、靴による圧迫など、さまざまな要因が関係しています。
大切なのは、無理に親指へ体重をかけることではなく、自然な歩行を心がけることだと思います。
巻き爪の原因は一つではありません
ここまで4つのポイントをお伝えしました。
しかし、巻き爪の原因はこれだけではありません。
例えば、気持ちが落ち込んでいるとき。
いわゆるネガティブな状態が長く続くと、うつむきがちになったり、身体を丸めたりする方もいらっしゃいます。
もちろん、ネガティブな気持ちが直接巻き爪を引き起こすという医学的な根拠があるわけではありません。
ただ、日常生活の姿勢や身体の使い方が変わることはあります。
私はボディケアの仕事もしていますので、カウンセリングで「姿勢を正しましょう」と説明している場面を見かけることがあります。
しかし、私はいつも思うのです。
姿勢を正したくても、正せない原因があるのではないでしょうか。
単に姿勢を正すように伝えるだけでは、解決しない場合もあります。
身体の状態、筋肉の働き、関節の動き、日頃の生活習慣。
そうした背景まで考える必要があると思っています。
巻き爪も同じです。
爪だけに目を向けるのではなく、靴や歩き方、日頃の生活習慣なども含めて考えることが大切です。
もちろん、巻き爪のすべてが生活習慣によって起こるわけではありません。
爪の変形が強い場合や、痛み、腫れ、炎症などがある場合には、医療機関での確認が必要になることもあります。
巻き爪でお悩みの方に、今回のお話が少しでも参考になればと思います。
巻き爪専課|犬山店